営業時間 12:00~21:00 TEL092-203-0096 講義中などで電話に出られない場合は留守番電話の対応になります
ページタイトル
2016.12.27
投資を考えるヒント8(なぜ日本では株式投資が普及しないのか)

日銀が発表する資金循環統計によりましたら家計金融資産に占める株式・出資証券の構成割合は10%前後(米国は35%前後)となっています。ではなぜ、日本では株式投資が普及していないのか私なりの考えを述べさせていただきます。

一般的には海外では小さい頃から金融経済教育を受け、日本ではそういった機会が少ないからとよく言われることがあります。確かにそういったところにも原因があるのでしょう。しかしズバリ私が思うには、投資教育機会が少ないとかいうことだけでなく、”ミスリード”されていることが現状に繋がっているという見立てです。そしてその見立てにも、そもそも投資した経験がないという人の”ミスリード”と、投資経験はあるが今は投資を止めたという人の”ミスリード”の2つのケースがあると考えます。

まず前者についてです。株式投資について触れる機会は家庭では少ないのではないかと思います。学校の社会や歴史の授業等で教わることが最初ではないかと思います。その授業の中では、1730年に開設された大阪堂島米会所の米の先物取引の話から始まり(株主優待のお米の由来)、1929年世界恐慌の話だったり1987年のブラックマンデーであったり1990年以降のバブル経済崩壊など暗い話ばかりが並んでいるのではないかと想像します。そもそも株式投資は大航海時代に新しい市場を開拓する目的で資金を出し合いその成果を分け合う仕組みから始まったとされ、株式会社は1600年の東インド株式会社(日本では1873年第一国立銀行)を設立したのが始まりとされています。こういった歴史的な話のどれが頭に残るかで株式投資に対するイメージが全く違ったものになってきたのではないかというのが私の見立ての一つです。

そして後者については紙面上の理由にて、オノコロスクールでご紹介させていただきます。

 

米国から入ってきたベースボールが日本で昇華して野球で世界一になることができたように、株式投資本来の考え方を知ることで、日本の未来の姿も大きく変わってくるものだと私は真剣に考えています。➡ヒント9へ